雨男が行く鉄道旅

旅に出る日はいつも雨模様

JR九州雑記~「かもめ」と失われた車窓風景~

 

こんにちは!雨男です🌧️

 

いつも「雨男が行く鉄道旅」

読んでくださりありがとうございます(^^)

 

 

今回のブログでは

新幹線開業によって失われた

長崎本線の「車窓風景」を紹介します。

新幹線開業のニュースは嬉しい反面、

日本から「鉄道旅」の醍醐味が消えていく

瞬間でもあります。

 

今回は、その事例を

「かもめ」「車窓風景」をキーワード

にして紹介するので良ければ見てください

 

 

長崎本線

~「かもめ」と失われた車窓風景~

 

 

JR九州
~特急「かもめ」号~

 

 

西九州新幹線「かもめ号」の前身となる、

JR九州の在来線特急「かもめ号」は

 

1976年

「長崎本線」「佐世保線」の全線電化に

合わせて運行が開始されました。

 

 

特急「かもめ」運用車両

(2022年9月22日 当時の「かもめ」車両)

 

787系

885系

特急「かもめ」の運行区間は

長崎本線を経由する「博多~長崎」間

 

途中の「肥前山口(江北)駅」より先は

「肥前鹿島駅」を経由するルートを通り、

長崎駅までの所要時間は約2時間でした。

 

長崎駅(ホーム)

ホームから見る「長崎の風景」

「長崎・諫早方面」へ向かう際は

博多駅から「かもめ」が定番だったので

お世話になった人も多いはずです!

 

休日は観光客や地元の人たちで

満席となる日が多い特急列車でした!

 

 

そして、「かもめ」の車窓と言えば、

「肥前鹿島駅」を過ぎた辺りから始まる

「諫早湾の景色」ではないでしょうか?

 

昨年まで「かもめ」の車窓風景である

この「海の景色」が長崎への入口でした!

ちなみに私の知り合いも、

「かもめ号」からこの車窓を見ないと

長崎は楽しめないと言っていました(^o^;)

 

 

しかしながら、、、

九州を代表する特急列車として親しまれた

「かもめ」は新しい旅立ちを迎えます。

 

 

昨年、2022年9月22日

「西九州新幹線」の開業により、

特急「かもめ」の歴史は幕を閉じます。

 

伝統ある「かもめ」の名称は受け継がれ、

9月23日からは新幹線「かもめ号」として

新たな未来へ羽ばたきを始めました。

 

2022年9月23日
~「西九州新幹線」開業~

 

 

昨秋、JR九州では「九州新幹線」以来と

なる「新しい新幹線」が誕生しました!

 

この新しい新幹線こそ、

長崎駅(長崎県)武雄温泉駅(佐賀県)

結ぶ「西九州新幹線」です。

 

新幹線「かもめ」(N700S)

途中にある駅は

「諫早ー新大村ー嬉野温泉」の3駅

 

新幹線としては「日本最短」となる

「営業キロ69.6km」の短い路線です。

 

ちなみに、この距離は関西で例えると、

JR東海道線「大阪~守山(滋賀県)」と

ほぼ一緒の距離ですよ!(69.4km)

 

 

この「西九州新幹線」の開業により

「博多~長崎」間の所要時間は約30分ほど

短縮されました!

 

利便性に優れた新幹線の開業は

特に「長崎県」にとって大きな活気をもた

らしたのではないでしょうか?

 

 

しかし、新幹線の華々しい話題の裏で

新しい「かもめ」は大切な物を失ってしま

いました。

 

それが今回のタイトルにもなっている

「かもめ」の車窓風景です。

 

新しい「かもめ」の車窓からは

長崎への入口となっていた「海の景色」が

消滅しました💧

 

 

~失われた「かもめ」の車窓風景~

 

「かもめ」の車窓から眺めることができた

この「諫早湾の景色」は、

「真っ暗な景色」となりました。

 

今ではたったの「数十秒」だけ

車窓から「大村湾」が見れるのみです。

 

博多から長崎まで近くなりましたが、

もう二度と、この綺麗な「諫早湾の景色」

は「かもめ」の車窓に映りません。

 

 

これがブログの冒頭に書いた

日本から「鉄道旅」の醍醐味が消えていく

瞬間の「1つの事例」です。

 

 

新幹線が開業する度に、また1つ

特急列車の車窓から「景色」が消えていく

 

 

「鉄道旅」が好きな私個人からすると

やはり残念なものがありますね💦

 

 

みなさんはどう思いますか??

 

 

最後に

 

まず、今回のブログでは

「西九州新幹線」について少々否定的な

内容になってしまいました。

 

大変申し訳ございません💧

 

 

少しだけ

「西九州新幹線」の宣伝をすると

 

「西九州新幹線」が開業したことで、

「博多駅~長崎駅」間までの所要時間は

最速1時間20分ほどになりました!

 

今では新大阪駅を出発する朝6時の始発に

乗ると、長崎駅に10時半頃に到着します!

 

少しだけ乗り換えが大変ですが、

利便性に優れた「西九州新幹線」

きっと西九州の未来を担うでしょう!

 

 

ですが、、、

 

もし、時間に余裕があれば

普通列車の車窓から綺麗な「海の景色」を

眺めてみませんか??

 

キハ40系(江北駅)

(運行区間 江北駅~諫早駅)

 

新幹線での

快適な長崎旅行もオススメですが、

 

かつて長崎への入口だった

「諫早湾の景色」を眺める普通列車の旅も

長崎への旅行にオススメですよ!

 

 

今回もありがとうございました!

また次回もよろしくお願いします!

 

 

 

 

西九州新幹線

https://www.jrkyushu.co.jp/train/nishikyushu/