雨男が行く鉄道旅

旅に出る日はいつも雨模様

鉄道図鑑~ローレル賞~

 

こんにちは!雨男です🌧️

 

いつも「雨男が行く鉄道旅」

読んでくださりありがとうございます(^^)

 

 

おかげさまで、当ブログは

先月に「読者数100人」を突破しました!

ほんとうにありがとうございます😊

 

今回は「読者数100人記念」として

皆様に感謝の気持ちを伝えるために、

鉄道車両をたくさん紹介します(^^)

 

 

今回、皆様に紹介する鉄道車両は

 

鉄道の「日本アカデミー賞」である

「ブルーリボン賞・ローレル賞」

受賞した名誉ある鉄道車両です!

 

 

「ブルーリボン賞・ローレル賞」とは?

 

 

「鉄道友の会」が制定した賞で、

国内における「鉄道の進歩発展」

大きく貢献した鉄道車両に贈られます!

 

位置付けとしては

ブルーリボン賞が「国内最優秀賞」

ローレル賞が「国内優秀賞」となります!

 

選定対象となる車両は

前年「1月1日~12月31日」までの間に

国内で営業を正式に開始した車両で、

 

「新造 又は改造車両」の中から

「ブルーリボン賞・ローレル賞」を決める

投票や選定が、年に一度行われますよ!

 

 

長い説明は程々にして、

今回は皆様に「国内優秀賞」である

「ローレル賞」受賞車両を紹介します!

普段、何気なく見かける

「あんな車両やこんな車両」が

実は鉄道の進歩に大きく貢献しています!

 

受賞した全ての車両は紹介できませんが、

良ければ見てくださいね(^^)

 

 

たくさんの鉄道車両を知ろう!

~「ローレル賞」受賞車両~

 

 

紹介する車両の説明部分は

主に「鉄道友の会」より調べました!

 

 

1963年(第3回)

 

京王「3000系」(北陸鉄道 譲渡車両)

一昔前の京王電鉄「井の頭線」といえば

この「顔」です!

 

日本で初めて、車体前面に特殊な

「プラスチック素材」が使用されました!

(パステルカラーの部分です)

 

引退後は全国各地に譲渡され、

今でもたくさんの車両が「ローカル線」で

のんびりと走っていますよ!

 

 

1984年(第24回)

 

京阪「6000系」(京阪初の受賞車両)

京阪電鉄が「快適性と省エネ」

コンセプトに新造した車両です!

 

京阪電車のイメージを一新した車両で、

車両の「車体長」を少し伸ばした事も

この京阪「6000系」から始まりました!

 

 

1986年(第26回)

 

南海10000系「特急サザン」

(南海初の受賞車両)

 

旧塗装

現塗装

特急型車両と一般車両が併結して運行する

スタイルは全国でも「サザン」だけです!

 

デビュー当時は私鉄会社では初となる

国鉄「グリーン車」と同等の座席を有す

る豪華な特急列車として登場しました!

 

ちなみに「サザン」の由来は

「サザンオールスターズ」ではなく、

星座の「南十字星」が由来ですよ(^^)

 

 

1987年(第27回)

 

北急8000系「ポールスター」

(北急初の受賞車両)

「御堂筋線」で見かける車両ですが、

実は阪急系列の「北大阪急行電鉄」の車両

です!

 

地下鉄の通勤車両として質の高い性能や、

細かい配慮がされた車内の仕様等が高く評

価されました!

 

ちなみに、車両には「北極星」を意味する

「ポールスター」の愛称がありますよ!

 

 

国鉄「キハ185系」

旧国鉄が「四国の経営基盤」の整備を

目的に製造した特急専用気動車で、

四国の初代「バケモノ気動車」です!

 

この車両が投入されたことで

四国で初めて「時速110km」での高速運転

が可能となりました!

 

 

近鉄「7000系」(近鉄初のローレル賞)

こちらも「大阪メトロ中央線」で

よく見かける車両ですが、

実は近鉄が製造した「地下鉄車両」です!

 

近鉄の鉄道車両としては初となる、

「第3軌条方式(*)」の車両となりました

(*線路横にあるサードレールから集電)

 

ちなみにこの車両には

スーパー エレクトロニック コミューター

という愛称があります!

 

 

1989年(第29回)

 

JR九州「783系(ハイパーサルーン)」

JRが発足して以降、全JRグループの中で

初となる「特急専用車両」です!

JR九州独自の企画により開発されました

 

車体の中央部に扉があるのが特徴で、

1車両内で「指定席・普通席」を分けるこ

とが可能な車両です!

 

かなり特殊な座席配置なので、

車両間を移動する際は気を付けないと

車内で「迷子」になりますよ 笑

 

 

1990年(第30回)

 

JR西日本「221系」

JR西日本が

「明るく、静かで、快適な車内」

コンセプトに開発した近郊通勤車両です!

 

今ではのんびりと走るイメージがあります

が、かつては一時代の「新快速」を担当し

た凄い車両ですよ!

 

ちなみに、この車両にも

実は「アメニティライナー」という愛称が

あります(^^)

 

 

1991年(第31回)

 

大阪市交通局(現 大阪メトロ)「70系」

1990年に大阪鶴見緑地で開催された

「国際花と緑の博覧会」に合わせて開業し

た、長堀鶴見緑地線の車両です!

 

ちなみに、東京「大江戸線」のような

リニアモーター駆動方式で運行される

「ミニ地下鉄」の原点となる車両です!

 

 

1996年(第36回)

 

JR東海「383系」(特急しなの)

383系は東海と信州を結ぶ

特急「しなの」に使用される車両です!

 

コンピューターを利用した

「制御振子方式」によりカーブの多い区間

も高速で走行できるスーパーエリート!

 

中津川から塩尻までの「あの区間」を、

ほぼ「アニメ2話分」の時間で結べるのは

意味が分からないです(^o^;)

 

 

1998年(第38回)

 

叡山電鉄「きらら」

貴船や鞍馬といった京都洛北を走る

「叡山電鉄」の観光列車です!

 

特徴でもある展望性の高い大きな窓や、

乗客目線の座席配置が人気の車両ですよ!

 

ちなみに叡山電鉄は「きらら」繋がりで

「まんがタイムきらら」のキャラクターと

頻繁にコラボしています(^^)

 

近鉄「5800系」 (Long/Cross車両)

車体に「L/C」の文字があるこの車両は、

「ロングシート」「クロスシート」を

任意に転換できる画期的な車両です!

 

現在、このような座席タイプの車両は

おそらくこの「近鉄5800系」がモデルに

なっているのではないでしょうか?

 

ちなみに「クロスシート」時は

新幹線のように座席を回転できるので、

「回転術」で他の乗客と差をつけよう(^^)

 

 

2001年(第41回)

 

近鉄「シリーズ21」

近鉄が「環境・やさしさ」等をテーマに、

次世代の標準型通勤車両としてデビューし

た車両です!

 

車内の「ロングシート」の一部には

高齢者に配慮した「らくらくコーナー」

設置されていますよ!

 

ちなみに現在、近鉄で走行している

最新の「通勤型車両」は

この「シリーズ21」となります!

 

 

2002年(第42回)

 

JR西日本「キハ187系」

見た目とは裏腹に、実はとんでもない性能

を持つ西日本の「バケモノ気動車」です!

 

「制御付自然振子式」を採用しており、

カーブの多い山陰地方でも高速で駆け抜け

ることができます!

 

この車両を使用した「スーパーおき」は

「鳥取駅~新山口駅」を益田駅経由で

約5時間半で結ぶことができますよ(^o^;)

 

 

2005年(第45回)

 

JR九州「800系新幹線」

九州新幹線の「顔」と言えば、

この「800系」という人も多いはず!

 

「700系新幹線」をベースに

九州の複雑な「地形や地質」に対応するた

めに様々な安全対策がされた車両です!

 

九州内で完結する移動の際は、

快適なこの「800系新幹線」に乗ることが

オススメです(^^)

 

 

2009年(第49回)

 

京阪「3000系」

「コンフォート・サルーン」

キャッチフレーズに中之島線開業に合わせ

て誕生した新世代の京阪電車です!

 

高級感のある「紺色の車体」

大阪 中之島(水の都)京都(伝統・格式)

イメージして採用されました!

 

 

2010年(第50回)

 

近鉄22600系「ACE」

近鉄の汎用型特急車両として

「17年ぶり」に新しく製造されました!

 

車内設備の快適性を向上するために

快適な「アーバンライナー」の座席を更に

改良したものになっていますよ!

 

ちなみに、、、

車両前面の見た目から鉄道ファンには

「スズメバチ」と呼ばれています🐝

 

 

2017年(第57回)

 

えちごトキめき鉄道「雪月花」

「一度は乗ってみたい列車」として

メディアでも紹介される人気の観光列車が

「えちごトキめきリゾート 雪月花」です

 

地元「新潟県」を強く意識した車両で、

車両の至るところに新潟の「特産素材」が

積極的に採用されていますよ!

 

 

2018年(第58回)

 

JR東日本「E353系」(特急あずさ)

斬新なデザインと高機能を備えた車両で、

東京から信州を結ぶ特急「あずさ」の

完成形とも言える車両です!

 

カーブの多い山間区間を、台車にある

「空気ばね」の空気を給排気して

車体傾斜する方式で高速走行しますよ!

 

余談ですが、有名な「あずさ2号」は

2020年のダイヤ改正によって列車自体が

消滅してしまい、

 

現在では山梨県「竜王駅」6時58分発の

「かいじ2号」となりました(--;)

 

 

2019年(第59回)

 

叡山電鉄「ひえい」

車体前面の「0」が特徴的な車両で、

既存の一般車両を比叡山への「観光列車」

としてリニューアルしました!

 

車両に多用されている「楕円」は

沿線の「神秘的な雰囲気」や時空を超えた

「ダイナミズム」をイメージしています!

 

 

2020年(第60回)

 

JR四国「2700系」

JR四国「新時代」の幕開けとなる車両で

カーブが多く、厳しい線形の多い

四国「非電化区間」に革命が起きました!

 

近年では「E353系(あずさ)」ような

「空気バネ」を利用した傾斜システムを

採用する車両が多い中で、

 

この車両は、新形式として

「キハ187系」以来となる18年ぶりに

「制御付自然振子式」を採用しました!

 

優れた車両技術を継承しつつ、

特急列車として完成度の高いこの車両は

まさにJR四国の「技術の集大成」です!

 

 

2021年(第61回)

*近年稀に見る「大豊作」の年です!

 

 

JR東日本「E261系 サフィール踊り子」

 

(写真は甲種輸送時に撮影)

都市と観光地である「伊豆」を結ぶ列車と

して登場し、「全席グリーン車」が特徴の

新世代の観光特急列車です!

 

「大人のIZU 本物のIZU」をコンセプトに

最新技術を取り入れ、更に居住性に優れた

「高級感溢れる車両」となっていますよ!

 

間違いなく「最優秀賞」レベルですが、

同時期にとある鉄道会社から登場した

「とある特急車両」が強すぎた...(^o^;)

 

JR東海「N700S新幹線」

JR東海から満を持してデビューした

13年ぶりの「フルモデルチェンジ」となる

最新型の新幹線です!

 

「N700S」の「S」は

最高の新幹線を意味する「Supreme」から

付けられました!

 

特に加速性能に非常に優れているので

乗車した際は「加速度」に注目ですよ😊

 

ちなみに試験走行では

最高速度「時速360km」を記録しました!

 

 

2022年(第62回)

 

京阪「3850形」プレミアムカー車両

京阪「3000系」の車両を改造した

新しい「プレミアムカー」です!

新造された「プレミアムカー」は

京阪「8000系」のプレミアムカーよりも

更に改良を加えた車両となりました!

 

ちなみに車両側面にある

「LCD」式の表示器に大きな秘密があり、

複層窓ガラスの層間に、

「液晶ディスプレイ」を内蔵しており、

鉄道としては世界初の採用となりました!

(鉄道用の車外向けの窓ガラスとして)

 

 

そして、、、

気になる今年の「ローレル賞」は先月に

発表されました!

 

2023年(第63回)ローレル賞に選定された

鉄道車両はこちらです!

 


2023年(第63回)

 

京都市交通局「20系」

公営交通事業者の「通勤車」という制約が

ありながら完成度の高い列車となり、

「京都らしい車両」が誕生しました!

 

実は、車両の外観や内装のデザインは

最終的に「市民と利用者」の投票で決めら

れています!

 

また、車内には多目的スペースとして

「おもいやりエリア」が設置されています

京都の伝統産業を身近に感じられるよう、

「伝統産業品」が車内に展示されている

全国でも珍しい車両ですよ!

 

 

たくさんの鉄道車両を紹介しましたが、

いかがでしたか??

 

今回紹介できた鉄道車両は

受賞した「ほんの一部」の車両です(^o^;)

 

実際はもっとたくさんの鉄道車両が

「ローレル賞」を受賞していますよ!

 

興味のある方は、明日から

車内にある乗務員室の上を見てください

受賞経歴のある車両には

このような「名誉の証」がありますよ!

気になる方は探してみましょう(^^)

 

 

次回は鉄道「最優秀賞」である

「ブルーリボン賞」の車両を紹介します!

良ければ見てくださいね!

 

 

今回もありがとうございました!

また次回もよろしくお願いします!!